2023/11/17 12:00
このたび、南葛SCに所属しております三原向平選手が、2023シーズン限りで現役を引退することとなりましたのでお知らせします。これまでの温かいご支援、ご声援、誠にありがとうございました。以下、本人からのメッセージです。
南葛SCファミリーの皆さん、5年間熱い応援ありがとうございました。
去年、一度は引退をし、「三原向平は南葛SCをやめへんで〜」から復帰した一年でしたが、クラブの目標であった昇格を叶えることができずに、支えてくださったファン・サポーター、そして多くのクラブパートナーの皆さまに申し訳なく思います。
南葛SCに加入してから東京都1部から関東2部、そして関東1部への昇格を経験し、個人でもセンターバックでベストイレブンに選んでいただいたり、仕事をしながらプレーしたりと刺激の多い5年間でした。
ここまで三原向平というプレーヤーを求めてくれたクラブに対して、自分としては愛しかありません。
JFL昇格という目標は叶いませんでしたが、このクラブは可能性があり夢のあるクラブです。南葛SCファミリーの皆さん、これからもクラブを信じて応援してください。僕も今日から南葛SCのサポーターです。一緒に南葛SCをJクラブに上げましょう!
26年前にサッカーと出会い、中田英寿選手に憧れてサッカー選手を目指し、湘南ベルマーレに加入させてもらい、日韓ワールドカップでイナさん(稲本潤一)のゴールに興奮し、ゴールパフォーマンスを真似していた中学生時代を経て、その本人とチームメートになり、同じ目標に向けて日々一緒にトレーニングができました。
また、全国高校サッカー選手権の香川予選で敗退した自分が、同じ年の選手権で優勝し得点王になった大前元紀ともチームメートになりました。
神奈川大学では佐々木翔、伊東純也と共に関東リーグを戦いました。香川県の田舎者で何者でもない自分が夢を諦めずに続けてきたことにより、素敵な人たちと出会いサッカーをすることができました。本当に幸せなサッカー人生でした。
「現状維持は後退」はチョウさん(曺貴裁・現京都サンガ監督)からいただいた言葉ですが、今でも自分の中で大事にしている言葉です。セカンドキャリアでも日々成長し、精進していきます。
三原向平と関わってくださった皆さまに感謝しかありません。プロ生活12年と短い間でしたが、本当にありがとうございました。