TOP

GAME RESULT 試合結果

2024年 東京都サッカートーナメント 社会人代表決定戦
vs 横河武蔵野FC

04/10 WED. 15:30 KICK OFF

AWAY

スピアーズえどりくフィールド

02

0 前半 1 19分 阿部拓馬
89分 髙橋和希/PK
0 後半 1

「天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会」への出場権を獲得するには、この一戦に勝利し、社会人代表として「第29回東京都サッカートーナメント」へと駒を進めなければならない。対戦相手は横河武蔵野FC。南葛SCにとって、公式戦でJFLのチームと対戦するのは今回が初めてのことになる。
 
この試合で、桐蔭横浜大学出身の中村洸太と東海学園大学出身の武田幸樹が南葛SCデビュー。また、中林洋次は今季の公式戦初出場を飾り、石井幹人と金城アンドレ泰樹は初めてスタメンに名を連ねた。
 
結果的には0-2。4日前の関東サッカーリーグ1部開幕戦に続き、敗戦を喫することになった。ただ、キャプテンの一人である下平匠は、課題をしっかりと認識しつつ、前向きな言葉でチームの現状を説明する。
 
「相手の最終ラインと中盤の間で、ボールを受けようとする意識は高まっていると思います。ただ、そこに入れるパスの本数をもっと増やしたいし、センターバックの前のスペースでの正確さや大胆さが今後に向けた課題。そこでの精度が上がってくれば、得点を挙げられる確率も上がっていくと思います」
 
32分には、右サイドバックを務めた森永耀晟が起点となり、中村との連係からアンドレがシュート。53分には奥原零偉、エリキとつないだボールを田中大生がフィニッシュに持ち込んだ。オフサイドになったものの、85分には下平のフィードに大前元紀が反応し、最終ラインの背後を突いている。
 
「相手のセンターバックを休ませない」。風間監督が選手たちに繰り返し伝える攻撃の狙いは、チーム全体の共通認識として着実に浸透しつつある。次なるステップは、下平が口にする「センターバックの前のスペースでの正確さや大胆さ」ということになりそうだ。