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GAME RESULT 試合結果

第30回 関東女子サッカーリーグ1部 後期・第1節
vs 東洋大学

06/09 SUN. 18:00 KICK OFF

AWAY

東洋大学 朝霞キャンパスサッカー場/AWAY

33

51分 佐藤幸恵
77分 広瀬永里香
85分 佐藤幸恵
0 前半 0 78分 平原花珠
87分 加藤満久花
90分 中村優月
3 後半 3

アウェイ三連戦の最後は、現在リーグ最下位の東洋大学との対戦となった。松本彰監督は、これまで不動の右サイドバックだった堤夏穂をスリーシャドーの攻撃的ポジションで起用。また、攻撃的MFの堀井綾乃のアジリティと守備貢献度を評価してサイドバックに置いた。

試合はホームの東洋大学が開始から果敢に攻撃を仕掛ける一方、WINGSはボランチの呉娟花がボールを奪うと、中盤から細かくパスを繋いで攻め込む。しかし、フィニッシュまでが遠く、石倉花純からのパスを受けた堤がゴール前に侵入して右足を振ったファーストシュートが前半34分。その後、少しずつ決定機を作り出すが、得点には至らず後半に折り返した。

松本監督はハーフタイムで、前線で体を張れるCFの広瀬永里香をピッチに送り込む。得点が動いたのは51分。中央をドリブルで駆け上がる佐藤幸恵からのパスを右サイドに流れた広瀬がダイレクトで折り返すと、再び佐藤幸がペナルティーエリアでトラップから反転してシュートを打つ。ボールはクロスバーに当たり、ゴールを割ってWINGSが先制に成功した。

追加点は77分。相手GKのDFへのパスをカットした広瀬がゴールネットを豪快に揺らして点差を引き離す。それもつかの間、1分後の78分に東洋大学がGK高橋純佳の頭上を抜くゴールで2-1と1点差に詰め寄りホームの意地を見せる。

この日最大の見せ場は終盤の84分。自陣でDF今井彩絢から石倉を経由したボールをハーフウェーでMF呉がワンタッチではたき、パスを受けたMF菅野永遠を追い越していく。菅野が相手を全く寄せ付けない卓越した足技でボールをキープしながら、プレスに来た3選手を引き付けて前を走る呉に付けなおす。最後はパスを貰った佐藤幸がペナルティーエリアで相手を剥がして鮮やかにネットを揺らした。松本サッカーの『最短最速』を体現する得点だった。

終了まで残り6分で3-1とリードしていたWINGSだったが、またしても得点直後の85分に失点を喫すると、90分にはヘディングで同点に追いつかれて悔しい終幕となった。

13ポイントで現在2位の十文字高校を1ポイント差で追いかける3位のWINGSは、次節その十文字高校をホームで迎え撃つ。この試合はWINGS史上初の冠マッチ『国際貿易DAY』として、6月16日の日曜日に奥戸総合スポーツセンターで行われる。

【WINGS】6/16(日)KLSL後期第2節 十文字高校戦『国際貿易DAY』開催のお知らせ | 南葛SCオフィシャルサイト 葛飾からJリーグへ! (nankatsu-sc.com)