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GAME RESULT 試合結果

第57回関東リーグ1部 後期3節
vs 桐蔭横浜大学FC

07/30 SUN. 18:00 KICK OFF

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奥戸総合スポーツセンター陸上競技場

22

10分 稲本潤一
89分 関口訓充/PK
1 前半 0 51分 木脇蓮苑
77分 根本鼓太郎
1 後半 2

「(大前)元紀がいいボールを蹴ってくれたので、しっかりとゴールの中に飛ばすだけでした」

 この試合では、在籍2年目の稲本潤一が奥戸総合スポーツセンター陸上競技場での公式戦に初出場。開始10分には巧みな位置取りでマークを外し、大前のCKを頭で合わせてシーズン初ゴールをマークした。

 ベテランが存在感を示す一方、若手選手たちも徐々に持ち味を発揮していく。左サイドでは、何度も逆サイドからボールを引き出した野村海が相手陣内深くへと切り込んでいった。前半終了間際のピンチのシーンでは、5試合連続先発出場となった飯吉将通が体を張ってゴールを死守。前半の出来には大前も一定の評価を下す。

「前半は悪くなかったと思います。大きな決定機があったわけではありませんが、セットプレーのシーンではチャンスを作れていたし、CKのワンチャンスをモノにして、1-0で折り返せたところはよかったと思う」

 ところが、後半の立ち上がりからはリズムが相手に傾いていく。そして51分、77分という“前節と同じような時間帯”に失点を喫し、スコアをひっくり返されてしまった(前節の失点時間は53分、71分)。

 81分、高木健旨監督は横須賀郁哉を投入。前への推進力を高めるとともに、最後まで攻め続ける意志をチーム全体に伝えた。すると後半終了直前、4試合ぶりの出場となった三原向平がPKを獲得。これを関口訓充が丁寧に蹴り込んで、最終的には2-2へと持ち込んだ。

 稲本は「久しぶりのホームゲームだったから、やはり勝ち点3を獲得したかった」と口にしつつも、“勝ち点1獲得”を前向きに捉え、こう言葉を続けた。

「試合状況や時間帯に応じた戦い方には反省点があります。ただ、連敗を止める勝ち点1が取れたことはチームにとってプラス要素だと言えるし、今後に生かしていけると思う」

 6月24日から始まった“リーグ戦7週連続開催”。その7戦目となる次節は、首位を追走する昨シーズンの王者、栃木シティフットボールクラブと対戦する。