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GAME RESULT 試合結果

第57回関東リーグ1部 前期8節
vs 東邦チタニウム

07/02 SUN. 18:00 KICK OFF

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葛飾区奥戸総合スポーツセンター陸上競技場

20

45+1分 玉城峻吾
45+3分 楠神順平
2 前半 0
0 後半 0

 関東サッカーリーグ1部では、直近の3試合で1分け2敗。順位も9位に沈んでいるだけに、南葛SCとしては何としても勝利を手にしなければならない一戦。試合前には、今野泰幸が静かに闘志を燃やしていた。
 
「この先、状況を好転させていくにはパワーが必要だし、決して簡単ではないけれど、南葛SCのチームメートたちとなら絶対に成し遂げられると信じています。東邦チタニウム戦ではみんなでハードワークしながら、何かいいきっかけをつかんで前に進んでいきたいと思っています」
 
 この言葉どおり、今野は守備面を中心にボランチの位置で圧巻の存在感を発揮。中盤のエリアで徐々にボールを握ることができるようになると同時に、複数の選手が関与したパスワークも見られるようになってきた。33分には、最終ラインのデイビッソンを起点に、玉城峻吾、関口訓充、河本明人、最後は右ウイングバックの熊川翔へと、流れるようなダイレクトパスを展開する。
 
 前半終了間際に挙げた2得点も、今野が言う“ハードワーク”と、南葛SCらしい“パスワーク”が融合する。46分には3バックの左に入った下平匠が、相手陣内中央でアグレッシブにインターセプトを狙う。ここから楠神順平、関口、玉城がパス交換を繰り返して先制ゴールへと結びつけた。その2分後には、相手陣内深くまで奥原零偉が果敢にプレスを仕掛け、奪い切ったボールを楠神につないだことで追加点が生まれている。
 
 リーグ戦では4試合ぶりの白星であり、何より今シーズンのホーム初勝利。試合後には、選手やスタッフとファン・サポーターが喜びを分かち合い、葛飾区奥戸総合スポーツセンター陸上競技場が大いに盛り上がった。