第57回関東リーグ1部 前期3節
vs 桐蔭横浜大学FC
04/16 SUN. 16:00 KICK OFF
AWAY
桐蔭学園多目的グラウンド
10
59分 下平匠 | 0 | 前半 | 0 | |
1 | 後半 | 0 |
STARTING MEMBER
3-4-3
GK 1 中林洋次
DF 3 デイビッソン
DF 6 三原向平
DF 29 下平匠
MF 17 佐々木達也(→HT DF 52 熊川 翔)
MF 7 関口訓充
MF 15 今野泰幸
MF 16 新井博人(→87分 DF 24 加藤 威吹樹)
FW 88 大前元紀(→87分 MF 19 玉城 峻吾)
FW 20 佐々木竜太(→14分 FW 22 奥原 零偉)
FW 33 河本明人(→56分 MF 11 楠神 順平)
SUBSTITUTE
GK 31 飯吉 将通
MF 44 相澤 祥太
HEAD COACH
高木 健旨STARTING MEMBER
4-4-2
GK 21 高橋 一平
DF 3 大川 和貴
DF 2 パティソン 志栄海(→HT MF 20 本間 温士)
DF 34 関澤 駿介
DF 13 武田 拓磨
MF 18 肥田野 蓮治(→90+2分 MF 16 斎藤 夏)
MF 14 永吉 飛翔(→63分 MF 8 大森 涼)
MF 27 永井 大士
MF 7 池田 柚生
FW 15 木脇 蓮苑(→73分 MF 9 黒木 陸)
FW 12 李 晃輝(→HT FW 11 櫻井 勇斗)
SUBSTITUTE
GK 31 谷合 善祇
DF 19 東 界杜
HEAD COACH
関寛士【警告】
25分 池田 柚生(桐蔭横浜大学/ラフ)
78分 熊川 翔(南葛SC/遅延行為)
主審:前田理行
副審1:関根司
副審2:矢崎伸明
第4の審判員:土屋政隆
観客:240人
天候:曇り時々雨
気温:21.4℃
湿度:48.8%
風:弱
ピッチ状態:人工芝、水含み
指揮官を務めた高木健旨コーチは、この一戦に臨むにあたってチームにいくつかの変化をもたらした。システムはここ2戦と同じ3-4-3を採用しつつ、中林洋次、デイビッソン、佐々木達也、佐々木竜太、河本明人の5選手を初スタメンで起用。中盤の中央にはキャプテンの関口訓充と今野泰幸を並べた。
今節はアウェイゲームながら、数多くのファン・サポーターが会場に集結。スタンドからの大声援を受け、選手たちはさまざまな局面で各自の持ち味を発揮した。技術レベルの高さ、フィジカルコンタクトの強さ、ベテランならではの経験値、若手らしい活発な働き。そのうえで、前に向かう姿勢、戦う姿勢を存分に示していたのがとても印象的だった。
「ピッチ上の選手たちとベンチのスタッフが、勝負どころとなる時間帯を見極め、その瞬間の戦い方をどれだけ共有、合致させられるかどうか」。高木コーチは試合前にこう語り、今節のポイントの一つにチーム全体の一体感を挙げていた。試合中はその言葉どおり、守備面では前線から追うところやブロックを敷くところの見極め、攻撃面では速攻と遅攻の使い分けなど、各シーンで選手もスタッフも同じ狙いを持ち、チームとして連動することができていた。
選手個々の姿勢とチームの戦い方がアップデートされた点は、公式記録のシュート数にも如実に表れている。過去2試合で南葛SCが挙げた得点は1ゴールだったが、1試合を通じて放ったシュート数は、開幕戦が1本、前期2節が4本だった。それが今節は前半7本、後半4本の合計11本を記録。しかも、決勝ゴールにつながる技ありシュートを放ったのが下平匠であるように、前線の選手だけでなく最終ライン、ボランチ、ウイングバックも含めた、実に8選手がシュートを放っているのだ。この試合における南葛SCの積極的なスタンスがうかがえるだろう。
続く前期4節の相手は、昨シーズンの覇者である栃木シティフットボールクラブ。この桐蔭横浜大学FC戦で得られた収穫や手応え、さらには課題や改善点を今後に向けた伸びしろと捉え、チームは4月18日から次節に向けて準備を進めていく。